アメリカの風の強い日。
3月に入って2日目。昨夜からとても風が強かった。そして半日たった今でも相当強いのでここに様子をまとめる。
寝ようとした頃に風が強いことに気づく
1週間分の洗濯と8合のご飯の作り置きを終わらせた午前3時頃、
部屋の温度が外にいるのと変わらない程度に下がっていることに気づいた。
不思議に思って窓を見てみると、家がボロくさらに作りが甘いのもあり、
隙間風とは呼べないほどたくさんの風が入ってきていた。
これはまずいと思ってヒーターをつけて寝ることに。
朝方には雪が降り出し昨日のとの気温差は16度
前日の昼は気温が18度くらいまで上がっていて、アウターの服がいらない春の様子を感じていた。
しかし、明け方に隙間風が強くなり、ベッドから出てみると外の気温は2度になっていて、強い風に加えてみぞれのような雪で吹雪となっていて道路の向かいの家さえ霞んで見える状態になっていた。
そして部屋の中まで寒くなってきていた理由は、隙間風だけでなく、作りの甘さから鍵を閉めることができなかった窓が風の強さで半分以上開いていた。とりあえずカーテンでぐるぐる巻きにして2度と開かないようにしておいた。
また寝始めると、今度は突風が吹くたびに家が揺れる。
日本でいうと大きめの台風レベルの暴風で、隣の町のワシントンD.C.では政府から暴風警報が出ていた。
アメリカは日本と違って、住宅が築100年以上経過していることはざらなのもあり、
今回の風の強さで家の古さ、そしてアメリカ特有なのか作りの悪さ(ドアと壁との間が3センチくらい空いている、目に見えて窓に隙間がある)を実感した。
大学まで歩くと倒木がたくさん。車が犠牲に…
そんな風の中、大学に歩いていくと案の定、大きな古い木の一部が折れて道路に落ちていた。



たくさん木の枝が折れてて落ちているので、車に落ちることはないのか気になって歩いていたところ
窓ガラスがない車を発見。
普段なら、車上荒らしだろうな。さすが治安の悪いボルチモアだわ。
と思ってしまうが、今日は雰囲気が違った。
大きな木の上半分が完全に折れていて、車2台分くらいの長さ、太さは人間の体くらいの木の一部が車の上に落下していた。

そんなものが車に落下すれば、車も無事ではなく
直撃は避けられていたのだろうが、下の写真のように交通事故にあった車のように壊れていた。

信号機や標識がちぎれそう。さすがアメリカクオリティ
この日の風の強さを紹介するために動画を2つ撮った。
最初見た時は目を疑った。強い風邪で、鉄の柱で作られた道路標識がゴムの棒のようにビヨンビヨンしなっていた。
(2018年3月9日追記、Hugoに変えたことによりgifが見れなくなったのでリンク切れ)
さらにアメリカの信号機は古いものだと、ワイヤーで交差点の上に吊り下げられていることが多く、
この信号機も風鈴のように大きな音を立てて、風に煽られていた。
(2018年3月9日追記、Hugoに変えたことによりgifが見れなくなったのでリンク切れ)
さすが、強風のレベルもアメリカサイズというか、
規模が大きいこと理解した。
この風が数日でやみ、これからの春の到来をしらせてくれるものであることを願う。