天気が良かったので、治安の悪い家の近所を歩いてみた。

いま住んでいる家

いまハウスシェアをして住んでいる家は下の画像の水色の家。

車が4台程度止められるスペースがあり、ベッドルームは6個、バストイレが2個、地下室1つの比較的大きな家だが、近くにいくと見た目はボロく、中に入ると内装がぼろい、つまり全てがぼろい。

自分の家のことは置いておいて、
隣の家からは、”あからさまに治安の悪い地区の住宅”が並んでいる。
自分の家は大通りに面していて、そこから住宅地に入っていくと、治安がどんどん悪くなっていく。

道の両枠に同じ形の家が並び、庭や自然が無い。このような通りは裕福な人が住んでいなく、経験的に治安が良く無いことがわかっている。

なぜか歩道にベッドが落ちてる

治安の悪さの例として、隣の道には歩道にベッドが落ちていた。日本ではありえない。

[過去の記事]()にも書いたが、誰も歩いていない道に、ゴミが落ちていて、周りの家に自然を感じない、手入れがされていない場所はとても危険な場所ということを示している。

家の人がヘロインの過剰摂取をしたliqour shopのあたり

自分の家から3分ほど住宅街に歩くと薬物、主にヘロイン?の売人がたむろしている酒屋さん(liqour shop)に着く。
ボルチモアに半年住んで慣れても、この場所からは一刻も早く立ち去りたい雰囲気だ。

危険な地域、住宅街はだいたい写真のような家の前に階段があり、褐色で汚れた建物が並んでいる。
アメリカを舞台にした映画で、物騒なことが起きる雰囲気がそのままここには存在する。

写真の左側の正面が白い建物がliqour shopで、この入り口に階段があり、だいたい危なそうな黒人の人がたむろしている。
写真を取った時は危なそうな人は店に前にいなかったが、写真の右側に8人くらいが大音量の音楽をかけて溜まってた。

ここから右側の住宅街の奥には進んだことがなく、怖すぎるので行くことは無いだろう。

間違ってもこのliqour shopの周りは、日が暮れてから歩いてはだめだ。
顔を隠した黒人の人が銃を突きつけて、お金を要求してくる姿が容易に想像できる。

家から1分のピザ屋さんが閉店。ドアのガラスは割れていた

健康に悪いピザはアメリカに来てから食べたことが無いので、このピザ屋さんは使ったことがないが、毎日目の前を歩いているため、よくみていた。

このお店も上のliqour shopと同じく治安の悪い地域で営業しているため、店員と客の間にガラスが貼ってあり、強盗に合わないよう、直接もののやり取りができないようになっている。

ここ2週間ほど、ずーっと営業していなかったので、今回立ち止まって観察してみると、ドアに貼り付けられた注意書きが増えて、ガラスの入り口のドアにヒビが入っていた。

ドアの注意書きには、2つ興味深いことが書いてある。 - 細かいお釣りは無いから、4ドルを払う場合には20ドル札を必ず使え - ドアから入る前にフードやマスクを外せ

アメリカは、(普通の人は)現金を使う文化がないため、ぴったりお釣りをもらえない場合がある。 ボルチモアにはたくさんセブンイレブンがあるが、日本だときちんとしているイメージのあるセブンイレブンでも、 ぴったりのお釣りがないから、多めにもらったりすることがあった。

もちろん少なめに渡される場合もあるが、誰もそんなことを気にしない。 なぜなら現金は持ち歩かない人が多いので、お釣り、特にセントのような硬貨をもらった場合は、その場において帰ることや、店を出たところにいるホームレスに渡したりすることもある。

そんな文化?からか、このお店は最初から細かいお釣りがないことを知らせている。 貧困層の人ほど、現金を使う(デビットカードやクレジットカードを持てない?)ので、この注意書きからもそのような人が集まる地域であることを予測できる。ほとんどの中流階級以上の人には現金を使わないため、お釣りなんて関係ない。


次に店に入るときにフードやマスクを外すという注意書きも、治安の悪さを物語っている気がする。

そんなピザ屋さんは店を長く休業中で、その入り口のドアがひび割れている。

なんか事件があったような気がするが、どうなんだろうか。


とにかく、こんなところに住んでいます。